先日、新聞に県立宇陀高校の記事が大きく掲載されました。
県立宇陀高校は、県立大宇陀高校と県立榛生昇陽高校の両校が再編により統合された、新しい学校です。
2019年2月、大宇陀高校新管理特別教室棟他4棟の新築、除却工事等の基本・実施設計業務委託を受けてから、約3年が経ちました。
2年間にわたって行われていた改築工事が、今年7月に完了したのです。
設計に費やした数か月間は、大変重く濃厚な時間でした。
弊社スタッフはもちろん、電気設備、機械設備の担当者の方々と共に、連日昼夜業務に励み、何度も苦心しながら、粘り強く尽力した日々は、かけがえのないものです。
共に携わった全員の方々に、あらためて深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
設計時、一番こだわり注力したことは、シンボルである八角塔のデザインです。
学校創設当時のものに出来るだけ近づけたイメージで何度も構想を練り、晴れて新校舎に無事復元することが叶いました。
完成した新校舎で綺麗にそびえている光景を目にした時は、感無量でした。
校舎には最新鋭の教育設備が備えられ、他校には無い充実した福祉教育を受けられます。
日本の将来を担っていく若者が、新しい校舎でより快適に、よりひたむきに学びに励み、躍進してくれますことをお祈り申し上げます。