令和4年4月に開園しました葛城市立磐城認定こども園の、給食調理室の設計業務と工事監理業務を担当させて頂きました。
園庭の一角に、既存の園舎とは別棟にて、地上1階・鉄骨造の調理室棟が完成しました。
磐城認定こども園は、元は磐城小学校付属幼稚園で、令和3年3月に改築工事を終え、翌年4月に認定こども園としてスタートを切りました。
認定こども園において給食は、外部からの搬入より、自園での調理が推奨されております。
敷地内で作られた出来立ての給食が園児に供給されています。
建物東側の外壁には、温かみのある野菜のキャラクターがあしらわれています。
キャラクターは園の先生方によりデザインされ、丈夫なアルミ複合板で作られております。
トマトに玉ねぎ、ジャガイモ、エンドウ豆、ピーマン、なすび、サツマイモです。
子どもたちが過ごしている園舎や園庭からは、いつも眺めることができます。
毎日の何気ない給食が、すぐ近くの場所で調理され、作り立てを仲間と一緒に食べられるという園生活は、
実にかけがえのない食育だと思います。
今日も、
表情のある野菜のキャラクター達が園児達を笑顔で見守ってくれています。
野菜嫌いであっても、このキャラクター達を見て、少しでも野菜に親しみを感じてくれたら嬉しいです。
給食の調理・提供は今年4月から始まっていますが、
それに先立ち、3月に給食試食会が行われました。
ご招待いただき、美味しい給食を味わってきました。
彩り・栄養バランス・味すべてが大変優れていました。
ごちそうさまでした。