久しぶりの投稿となりました。早いものでいよいよ師走です。
スタッフ全員が連日東奔西走しています。
毎年11月末から12月初旬にかけて行う業務がありまして、本日も終日出ております。定期調査・定期検査です。
今年度より、新規3ヶ所の建築物が追加となり、計16ヶ所が対象です。方面別に段取りを組み、随時現地へ赴いています。
建物は、その構造の老朽化や、設備の不備、動作不良などにより、事故や災害を引き起こす可能性を秘めています。
こうした危険性を未然に防ぎ、建物の安全性や適法性を確保するために、定期的に調査・検査し、行政機関に報告することが義務付けられています。
弊社における、定期調査・検査の大まかな流れをご紹介します。
1.報告義務のある建築物の所有者もしくは管理者宛に、定期調査・検査についての通知文書が送付されます。
2.調査日を相談・決定し、見積書や契約書を準備します。
3.現地を調査します。
4.実施した調査の結果を基に、報告書を作成します。
5.報告書を行政機関に提出します。
以上のような流れで、業務を進めております。
写真は、某市町村 公民館の調査模様です。
写真は、コンクリートのひび割れ(クラック)を確認している場面です。
ひび割れの調査には、クラックスケールという、定規のような道具を用います。
ひびの幅によって補修を要するか否かが判断されます。
その他にも、屋上や屋根の劣化及び損傷状況を調査したり、建物内部の壁や床、天井、防火設備等の状況も調査します。
日頃より多くの人が利用する建物だからこそ、定期的な点検は大変重要で、決して怠ってはいけません。
明日も県内北部を中心に調査へ行きます。安心・安全を守るため、全力で調査に励みます。